12月21日

大幅に遅延してる列車の中、「パターン、終了しました」と絶望を、静かに機械音声が告げた…

 

 

 

きょうはへんな夢だった。

私は機関銃を構えている。

知らない男女が目の前にいた。ピストルをこちらに向けて二発、三発と撃つ。

同時に、私は2人に向けて引き金を強く引く。なぜか臨戦体制の私、もちろん非力なのでノックバックで後ろに後退りながらだ。

私が弾に撃たれるより早く、彼らは血飛沫まみれで倒れた。死んだ。

気がついたときには、もう五人を殺していた。

 

 

 

 

心はだいぶ笑っていた。頭の中で私が腹を抱えて、転げ回っていた。

私の体はげぇげぇ臭くて汚い息を吐いて、嗚咽して涙が止まらなかった。顔を覆った短い指の間から、涙が溢れて流れていった。寝起きでカピカピの口が下品に開いたまま。

 

 

 

「あ、本当にこれ以上は一緒に生きていけないな」とか。確信に近いものだった。

なんとしても、3ヶ月後に別居しなければ、お互いの為にならない。

 

“それ”なのか、“それじゃない”のかは本当に分からなくていい。わかる必要もない。

愛があるとかないとかの話でもないし。

親子でも、性格が合わなければ、他人のように振る舞えてしまうものだし。

愛があっても、愛だけでは済まないことだってそりゃあるのよ。

だって、私と母、ゲノム幾つ違うと思ってんのよ。無量大数よ?